エイズ 症状

エイズの症状や治療について。早めの検査を

エイズ(AIDS)とは、後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん、正式名称:Acquired Immune Deficiency Syndrome)の略です。

 

ヒト免疫不全ウイルス(ヒトめんえきふぜんウイルス(HIV)正式名称:Human Immunodeficiency Virus)に感染して発症します。

 

ウイルス等の外敵を撃退するヘルパーT細胞(CD4陽性リンパ球細胞)にHIVウイルスが結合して細胞の中に入り増殖していきます。
やがてHIVによってヘルパーT細胞が少しずつ減少し、撃退システムがうまく働かなくなります。
そうすると免疫力が弱くなってしまい、徐々にいろいろな病気にかかるようになります。これがAIDSと呼ばれる病気です。

 

HIVの感染経路は大きく分けて3つ、性交感染、血液感染、母子感染があります。
性交感染では、性分泌液に接触することにより感染します。

 

血液感染では、感染者の血液が、傷、輸血、麻薬まわし打ち等によって、血液中に侵入することで感染します。
母子感染では、出産時の産道感染、母乳の授乳による感染、妊娠中に胎児が感染があります

 

感染してしまった場合、個人差はありますが初期症状が感染から3〜4週間後ぐらいにでます。
無症状から無菌性髄膜炎(発熱、頭痛、嘔吐)インフルエンザのような症状など、程度は様々ですが自然に回復します。

 

その後潜伏期間に入ります。潜伏期間は5年〜10年くらい続きます。
AIDSを完治させる方法は今のところありませんが、発症を遅らせる方法はあります。
代表的なものはHAART(ハート)療法 (Highly Active Anti-Retroviral Therapy) で、複数の抗HIV-1薬を各人の症状・体質に合わせて組み合わせて投与するもので、うまくいけばHAART療法適用前の寿命が7年だったのに対し、適用後は最高で40年延ばすことができます。

 

ただし、HIV感染症の治療は、1ヶ月約20万円かかります。
健康保険が適用されますので自己負担は3割で済みます。
しかし、月6万円の負担が継続することになるので、経済的な負担は決して小さくありません。

 

もしエイズに関して心辺りがある、心配だという方はお早めに検査を受けることが大切です。